いろいろ気をつけないと。

阪神大震災から12年だそうですね。
遠く離れた京都府長岡京市のウチの実家でも、階段のライトが
落ちて割れたり、熱帯魚の水槽の水が半分以下になるほどでした。
西宮でブティックをやっているおばちゃんのところはエラいことに
なり、親戚一同、お店の片付けのお手伝いに行ったりしていました。


近しい人で亡くなった人はいなかったのですが、アブなかった人は
けっこういた。幼なじみのカナちゃんは、ベッドの枕元に大きな
水槽を置いていて、震災時、最初のひと揺れでベッドから投げ出され
続く揺れで水槽が割れ、大きなガラスの破片が枕の下あたりに
突き立ったらしい。投げ出されてなければ首が飛んでたよ...、と
言っていた。震災で歪んだりひび割れたりしている家にいまでも
住んでいるともだちもいる。


震災で亡くなった人、家族を亡くした人、被害にあった人には
12年たってもナマナマしい現実で。自分にとってはそんなに
遠くのハナシではないのに普段あまり思い返したり、考えたり
しないで過去の出来事みたいに思っているのは駄目だなぁ。
だからといって囚われすぎるのもなんなんだけども。う〜ん。


この歳まで無事に生きている、ということ自体がラッキーというか
なにか意味があることなのかもしれない。ええことせなアカンね。


そういえばまたしても長岡京市で殺人事件、とか、
精華大(TORICO や FLUID の出身大学だぁね)の
学生さんが殺されたりとか、
自分がいつ殺されるかもわからない世の中ですが
なるべく殺したり殺されたりしないように
相手のこと、その周りにいる人たちのこと、
自分のこと、その周りにいる人たちのこと、
ときどきは考えてみたりしたいですね。