旅を振り返る。

たくさんの人といろんな話をしたので回想する。あたしや周りの人たちが
こよなく愛するこの日本のインディーズ業界の一部、について、いろいろ
な観点から、いろいろな立場から、いろいろと考えてみる。


みんな、明るい未来はあんまりないような口ぶりで、万人に聴かれたいと
思って地味に動いてみてはいるけれど、芳しくないよねー、とか、そんな
かんじで。


CD というメディアに対する愛着が最近のワカモノには希薄で、あたしの
世代のように、ジャケや仕様も込みで愛おしい、って人はやはり減って
いるようす。ううむ。


音楽はダウンロードするもの、という感覚がほんとに一般化してしまうと
ちょっと淋しいし、音楽耳もちょっと違ってきてしまうし、困るナー。


創り方そのものを変えて行かないと(MP3 の特性を理解したマスタリング
をするとか、聴かせたい音をメインにして大げさに前に出すとか)、と
いうことになると、根本的な大事ななにかが変わってきそう。


でも時代の流れは流れだしなー、仕方ないってのもあるけど。
CD が売れない、イカした小売店の経営がヤバい、とか聴くのはツラい。


自分の大切なものを守るために、できることをやっていくしかないなぁ。
たいしたことはできないんですが。