明日の神話。
私は関西出身で、子供会とか学校の遠足とかで万博公園によく行ったりして
太陽の塔はとても身近な存在でした。ワビサビを少し解するようになった頃
太陽の塔の真下に三角座りをして、なかよしの麗子ちゃんと2人で巨大な塔
と、その後ろを流れて行く白い雲と青い空をずーっとずーっと観たりしてた。
なんとなく「うたれる」その存在感。なにがどうだ、ってのはうまく説明
できませんが、とにかく「スゴい人がおるんやなぁ」というのはわかった。
この塔と同時期に創られて、長い間うずもれていたという大作『明日の神話』が
今月末まで汐留で展示されているので観に行く。どうでもいいけど汐留遠い...。
真正面に立ったとき、鳥肌がぶわ〜っとたちました。エネルギーが凄い。
正の、ばかりじゃなくて、負のエネルギーも強い。
遠くから眺められる展示法ではないので、視界に端から端まで捉えることは
出来なくて、視線を移していかないとダメなんだけど、細かいところが非常に
おもしろいので、これはこれで...この方がいいかも? うん。
汐留で展示が終わったらどうなるのか知らないのですが、
わざわざ足を運んでも見る価値はあるかと思います。
興味のある方はぜひ。