嗚呼、ハードコア人生。第一回。

ご来場くださったみなさま、応援してくださったみなさま、
ご出演いただいたバンドみなさま、どうもありがとうございました。


VOLUME DEALERS『UNDESIGNED』も発売から半年以上が経過し、東名阪ツアーも
終了し、一段落。レコ発ライヴのファイナルとしてニマンでキリヒトとやるとかいいねぇ、
などと春先にテツロウさんと話してて、早川さんに、ぼんやりこんなことを考えてるんですよー、
とか言っていたのですが、ある日、ニマンに行くと早川さんがにこにこしながら
「あれどうなった? 9月末くらいって言ってたよね? いい日があるんだよ〜」と。
ニマンのスケジュールを仮押さえにしてくれていたらしい。
それはステキね、ということでその日に決めさせていただく。ありがたい。


いいこと、というのはそうなる、というかどんどんいい流れで勝手に動いていく。
SUSPIRIA のご出演も、あたしが決めたというよりはそうなっていった、ってかんじ。
結果的にご縁のとてもあるメンツになって、同窓会みたいねー、とみなさんニコニコで。




入り時間ピッタリに会場に到着すると、サスペはとっくに到着していて、VD は搬入中。
企画者たる者、いちばんに到着しているべきなのでは...とイキナリ反省。すんません。


なにをしてたわけでもないけどなんか細々と忙しく、開場したら知った顔が次々に現れ
「思い切った企画である。範囲せまッ。でもステキ。」だとか
「ほんとスキだよね。いやぁわかるよ。全面的に支持!」だとか
「馬鹿だ馬鹿だと思ってたけどほんものの馬鹿だね。スキよ」だとか
まぁいろいろと賞賛だかイジメだかわからない言葉をたくさんいただく。


的を絞りすぎだ、とのご指摘もありますが、このメンツのわびさびがわかる人が
おもしろがってくれればいいし(早川さんにメンツを知らせたとき大爆笑して
喜んでくれた)、なんとなく観に来た人でも十二分に満足してもらえる確信が
あったのでやったのです。自分でほめるけどちょっとすごいでしょ(笑)。


どのバンドも素晴らしすぎるライヴをやってくださり、相乗効果ってあるよなぁ、と。
あたしは関係ないといえばそうなのだけど、企画者冥利につきるというか、誇らしい
というか。観ていたお客さんみ〜んなが笑顔で帰ってくれたのがものすごく嬉しかったです。


VOLUME DEALERS は『THE COLD GIANT』で始まりまして、活動歴16年目の幕開けが
1st release 7 inch の1曲目、というアジなことを。原点回帰か? 前にも進んでね。
この先もたのしみにしてますよー。


あたしは特に意識してなくて、人に言われて「なるほどそうかー」と思ったんですが
印象的なドラマーさんばかりでしたね。早川さんはオリジナルなセットで立ってるし、
チャイナ持ってダイヴしたりしてるし、青野さんはスネアを客席に差し出したり、
床に寝転がって叩いたり、ドラムの上に立ち上がったりしてるし、阪田くんなんか
リードヴォーカルだったりして(当日まで私は知りませんでした。観たらわかるから、
とか言って教えてくれなかったんだよぅ)あまりにカッコいいので笑いがとまらなく
なりました。みんなものすごいオトコマエで。心底ホレてます。ほんとに。


第二回があるかどうか、現状ではわからないのですが、なにか機会があればまた
やるかもしれないし、やらないかもしれない。どうだろう?