O-nest

いろんな雑務に追われていてウチを出るのが遅くなり、急いでいるのに
靴ひもが結んでも結んでもすぐにほどけたりしてなかなかネストに
たどり着けなかった。15年程前に2年くらい通った会社が道玄坂
百軒店にあったのだけど、久しぶりに行ってみたら百軒店の入口が
ものすごくイメチェンしていて、通り過ぎそうになってしまった。はぁ。


坂の途中にあるおいしいと評判で常に行列だったラーメン屋さんも
なにやら風俗店? みたいのになっていたんだけど、どこに移転したん
でしょう? 歴史のあるお店だったし、人気もあったし、ツブれては
いないと思うんだけど。


ネストにようやく到着し、エレベーターのボタンに手をのばす。
「あ?」そこに聴こえてくる耳慣れた心揺らすメロディーラインは...
AS MEIAS 始まっとる(悔)。受付で訊いたら今始まったばっかりだ
とのことでしたが、ほんっっとクヤシイ。うぬ〜。


会場に入るとけっこうな混み具合だったんですが、人波をかき分けて
前の方に突き進む。スピーカー前はウルサイし、見づらいし、ちょっと
空いていたのでそこへ突進。ウオズくんがスピーカーで隠れたり見えたり
するトコロ、シンバルのマイクスタンドでツカモトさんの顔がちょうど
見えないトコロ(悲)で。でも手許はちゃんと見えたのでまぁいいや。


よっちゃんの声がツブれててものすごくハスキーで。でもこれはこれで
別の味わいがあってよかった。ご本人は恐縮しておられたのでなんですが。
ライヴの間、イソガイくんが居ることについてなにも思わなくて、ああ
いま自分内で AS MEIAS はこの4人なのだなぁ、と思う。
バンドとして確信を持ってやってるのねぇ、という印象を受けました。
観ていて完全に受け身でいられる。うまく言えないんだけど。


新曲がドライヴ感のあるハードなテイストで、全体像はシックリいってるけど
各々のアレンジを追うと曲が見えなくなるような、なんでまとまって聴こえる
のでしょう? という彼ららしい仕上がりで。もっと観て聴いて味わいたいよー。